「やりたいこと」の存在価値

人には色々なタイプがあります。

たとえば、「やりたいこと」に焦点をあててしまうと、辛い気持ちになってしまう方がいると思います。

「やりたいこと」を大事にしたいタイプと、

さほど大事にしなくても平気なタイプの方がいるのではないでしょうか。

もしかしたら、人生の時期によっても異なるかもしれません。

なにかを守ることにやりがいを感じたり、

誰かをサポートすることにやりがいを感じたり、

誰かに巻き込まれることに楽しさを感じたりするとき。

そんなときは、それそのものが「やりたいこと」になっているはずです。

「やりたいこと」というのは、必ずしも自発的なことである必要はありません。

素直に、今、一番大切にしたいことを大切にできること。

それがたとえ「なにかを我慢すること」であったとしても、

我慢をして得られるものを期待して、

自発的に我慢を受け入れているのであれば、

その我慢は、未来への投資になるでしょう。

その経験は、あなたを強くしてくれるからです。

もしくは、

その我慢が無駄であるということを知り、

次からは同じ過ちを避ける知恵を身につけるチャンスです。

人生は、シンプルに考えればシンプルになるでしょう。

しかし、人生の仕組みのすべてを理解することは、簡単ではないかもしれません。

一つだけ。

世界中すべての人にとって変わらない事実があるとすれば、

私たちが行動を選べるのは「今」という瞬間のみです。

だから生き急げという話ではありません。

「今」を味わい続けること、それこそが人生の本質なのではないかと思います。

 

絵・文 Natte