旅に出ると、生きていくために必要なものは思いのほか少ないということに気づきます。
トランクひとつ。
リュックサックひとつ。
たくさんのものを持っていると、
重すぎて不便だから荷物を減らそうと試行錯誤します。
それでも、旅は楽しいもの。
見たことのない景色を見て、
はじめましての人やモノに出会い、
その土地にしかないものを感じる。
日常を離れ、自分に向き合う時間を持つ。
人は飽きっぽい生き物なのだそうで、
「新しい」ということに刺激を感じるそうです。
新しい体験がワクワクを運んでくれる。
旅から日常に帰ったときに、
「本当に自分にとって必要なものはなにか?」
そんな風に感じなおしてみることも良いかもしれません。
文・写真 Natte