50円のクレソンは、今日のわたしをしあわせにしてくれている

natte-クレソン

《 材料と作り方 》

●ごはん

・にんにく 2片

・クレソン 1束

・市販バジルソース 大さじ1

・ごはん 茶碗1.5杯ぶんくらい

・オリーブオイル

▶︎にんにくとクレソンの茎をみじん切りにして、フライパンにオリーブオイルを多めにまわし、炒める。ガーリックがきつね色になってきたら、ごはんを入れてあえる。市販のバジルソースの味が濃いので、味付けはバジルソースだけにしました。足りなければ、お好みで塩・胡椒を。

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●たまご

・たまご 3個(2個でも良い)

・砂糖 大さじ1

・オリーブオイル(なんでも良い)

・チーズ(お好みで)

たまごに砂糖を入れて、かき混ぜ、よく熱したフライパンにオイルを流し、手早く

仕上げる。チーズはあとで焼いて、のせました。

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クレソンが50円だった。

何気なく立ち寄った沖縄のものを売っているお店の片隅で、そっと50円で売られていた。パッションフルーツやスターフルーツに並んで、そっとクレソン。「なぜクレソン?クレソンって沖縄と関係あったけ?」という疑問がよぎったけれど、憧れのクレソンが50円。クレソンだけ購入した。「お会計は50円です」と久しぶりに言われた気がする。

クレソンが好きか?と聞かれれば、好きだと言えるほど食べたことないし、食べてみてもクセのある草だな、と思ったりする。クレソンに最初に出会ったのは、本の中だった。フランスで暮らす人のエッセイとか、ヨーロッパの料理の本を読んでいた頃に、「クレソン」という単語がたびたび登場した。

「クレソン」

ふわふわのバターやチーズたっぷりのオムレツの添え役として、さりげなく登場するクレソンは、騎士のようにおしゃれでかっこいい。言葉の響きだけで気になっていた憧れの存在。

実際に食べてみる。好きか嫌いかでいうと、嫌いではないし、見た目は可愛い…くらいの感想しかでないのだけれど、クレソンへの幻想と憧れが色褪せることはない。

庭にクレソンやバジルが雑草のように生えていたら、おしゃれだ、とか、「マルシェ(これもヨーロッパのイメージ)で買ったクレソン」というイメージに憧れるとか、そうゆうイメージ先行型の憧れの存在であることには変わりないのだけれど、50円のクレソンは、今日のわたしをしあわせにしてくれている。

 

文・写真・料理 natte